2008年06月19日
I think ・・・
沖縄はついに梅雨明け宣言をして
いよいよ
宮古島もマンゴーの
出荷が始まります
今年は2月3月の
日照不足で豊作に
ならないかもしれません
さて マンゴーの時期は
6月末から 長い時は
8月いっぱいまで収獲があります
そして 今売り出されている物は
「初物」となるのですが・・・
「初物」は値段が高いわりに美味しさは いまひとつです!
果物は“旬”の時が美味しいに決まってますから
初物よりもしばらく待った時期にやってきます・・・
マンゴーの場合は7月中旬!
収獲は最盛期で値段も下がり まさに食べ時なのであります!
カクテルもこの頃のマンゴーが一番美味しくできます
同じひと夏限定の果物ですが
2ヶ月弱の間に味の違いが出てくるのです・・・
ただ 一口に「マンゴーは美味しい」と言われますが
農園によっても味は違いますし 造り手によっても違います
同じ宮古島の中でも 美味しいと評判のマンゴーを使ってこそ
本当に美味しいカクテルが仕上がります!
マンゴーの違いが カクテルの違いでもあります・・・

2008年06月13日
I think ・・・

「Back(バック)」は
レモンジュースとジンジャーエールで
造るのが一般的な
レシピです・・・
しかし “レモンに限る”という
これといった造り方は
存在していません・・・
レモンもカットされたものを
直接グラスに入れたものや
ジュースだけ入れる場合もあります
そこで シュート・カクテルを造る場合 多くのレシピには
“レモンまたはライム”を使用するようになっていますが
これは味的にあまり差がないから・・・だと思うのです
さて ウォッカをベースにして
レモンをライムに変えたら
有名なモスコー・ミュールという名前のカクテルになります
ジン・リッキーなどは 当然ライムが指定されているが
これをレモンで代用している店も多いのであります・・・
この レモンまたはライム
(沖縄ではシークワァーサーに変える場合もある)で
確かな決まりが無いとするならば・・・
お客様に「ウォッカ・バック」と「モスコーミュール」を注文された場合
何かしら差をつけないといけなくなってきます
「当店は○○○で造っています・・・」と答えた場合
そのカクテルの本当の意味合いを知ってこそ言えるのであります

2008年04月24日
I think ・・・

カクテルには
パウダー・シュガーを
使う場合と
シュガー・シロップを
使う場合があります
例えばギムレットで
フレッシュライムを使う場合は
パウダーシュガーで
甘みを調節すると
カクテルブックには
書かれていますが
パウダーシュガーを使った
ギムレットは苦味が残ります
HBAのカクテルブックには
シュガーシロップを使うようになっていますが
これだと 柔らかくはなりますが ちょっと物足りない気もします
私の最近のギムレットはその甘みの変わりに
ライム・リキュールを使うようにしていますが
カクテルの黄金分立ともいうべきバランスは
ジュース+リキュール+ベースであり
酸味+甘み+ベースの味付けがベストだと考えているからです
だから リキュールを使うのは合っていると思うのですが
いかんせん納得がいくライム・リキュールが入荷しないのが難点で
各リキュールメーカーは努力してもらいたいものであります・・・

2008年04月18日
I think ・・・

「何回くらい
シェークするのですか?」と
よく聞かれる事があります
カクテル・ブックにも
「以上の材料を
シェークする・・・」と
載っていても
どれくらい
シェークしたら良いのか
分からないらしいのです・・・
そこで 私がお答えする時は
まず
正直言って 決まった回数はありません!
例えば クリームなどを入れた
混ざりにくい材料を使った場合と
ジュース類などの混ざりやすい場合では
混ざりにくい方が良く振っています・・・
しかし 同じ材料でも 夏や冬の室内温度によっても
冷え方が違ってくるので これまた違ってきます
そして シェークは 混ぜる事と冷やす事が基本なので
材料を全て冷やしておけば良いのか?というと
一概にそうとは言い切れなくて
冷凍庫で冷やしたジンを使った場合と
冷蔵庫では味も変わってきます・・・
だから シェークするスピードも人それぞれですから
中で混ざっているカクテルの感触をイメージしながら
造っていくしかないのであります

2008年03月28日
I think ・・・

お客様から
とあるBARでは
アレキサンダーを造る時
ハンド・ミキサーで
攪拌してから
シェークすると言っていました
アレキサンダーは
クリームを使って造るので
しっかりシェークしないと
材料が混ざりにくいので
バーテンダーは
腕の見せどころです・・・
確かに
先にクリームや材料を攪拌しておけば
気泡が入ってよく混ざっているのかもしれない・・・
私はそれを聞いた時に「なるほどなぁ~」と関心しましたが
でも それで良いのかなぁ・・・とも思いました
私は古いバーテンダーなので そんな事を知らなかっただけで
今はハンド・ミキサーを使うのが主流なんですか?
我々の仕事に機械が入ってきて
少しづつカクテルのスタイルが変わってきたのは分かります
もしも ハンド・ミキサーを使ったカクテルが
全てのカクテルに応用されるようになったら
バーテンダーは必要なくなってしまうのでしょうか?
寿司職人と機械が作った寿司では味わいが違うものですが
カクテルは機械の方が美味しいとなったらどうしましょう?
カクテルを造る作業で 途中にハンド・ミキサーを回している姿は
どんなものなんでしょうか?
私はハンド・ミキサーで造られたカクテルと
人間が造ったカクテルの味を比べていないので分かりませんが
機械の方が美味しかったらショックだなぁ・・・
バーテンダーのご意見をお聞きしたいと思います・・・

2008年03月04日
I think ・・・
私が持っている「HBA バーテンダーズ
オフィシャル・ブック」は
「NBA
カクテル・ブック」とは違い
良い意味でも
悪い意味でも
勉強になるのですが
間違えが多いのも
気になる本なのであります・・・
例えば カクテルの
「After Dinner(アフター・ディナー)」では
アプリコットブランデー 30ml
オレンジキュラソー 25ml
ライムジュース 5ml
注釈にライムジュースを除いて作ると
「バレンシア」というカクテルになる・・・と書かれています
そこで バーテンダー諸君はご存知のように
「違うだろ!」っと 思わずツッコミを入れたくなる文です!
(そぅ・・・オレンジ・キュラソーじゃなく オレンジ・ジュースですね)
これが HBA公認の本として売り出されてはマズイでしょう・・・?
編集でチェックする人はいなかったんでしょうか?
私は重箱の隅を突付くような事は言いたくありませんが
素人さんが出版された本じゃなくHBAですよ・・・
お客様の中には未だにホテルが一番だと思っている人もいますが
ホテルという器の素晴らしさじゃなく 内容で勝負しようじゃないか!と
ついつい 対抗意識を持ってしまうのであります・・・(恥)

2008年03月03日
I think ・・・

以前にも書きましたが
「Miami(マイアミ)」は
NBA(日本バーテンダー協会)
のレシピだと
ラム(ライト) 40ml
ペパーミント(ホワイト) 20ml
レモンジュース 1/2tps
・・・ですが
HBA(ホテルバーメンズ協会)
のレシピだと
ラム(ライト) 40ml
ホワイト・キュラソー 20ml
レモンジュース 1tps
・・・になります
ミントとキュラソーでは味がまったく違うので
カクテルも当然味が変わってきます・・・
お互いのバーテンダー協会の公認するカクテルブックで
このようなレシピの違いがあるのですから困ったものです
かつて NBAが
ANBA(全日本バーテンダー協会)と
JBA(日本バーテンダー協会)とで統合された時に
お互いのレシピの違いで 現在のカクテル・ブックの製作に
苦労した話は聞いた事がありますが
同じ名前のカクテルが
ホテルのBARの味と 町場のBARの味と違っては
お客様も混乱すると思うのです・・・
それとも カクテルの味は
統一されるべきではないのでしょうか?

2008年02月10日
I think ・・・
カクテルの普及は“造りやすさ”が
第一ではないか?と
思うのであります・・・
材料をシェークして
出すカクテルは
技術がいるので
難しくなります・・・
誰でも気軽に
お酒とジュースを合わせるだけの
簡単に造れて美味しいカクテルが
人気があるのではないでしょうか?
これなら どんな店でも対応できるので
バーテンダーは必要ありませんから
お酒の弱い人でも飲めるので普及しやすいのです
「カルーア・ミルク」「カンパリ・ソーダ」
「カシス・オレンジ」「ソルティ・ドック」など
『お酒+○○○』という 何かで割るだけのカクテルこそ
誰もが知っているカクテルではないでしょうか?
しかし それだけだと
BARとしては腕の見せ所がありませんから
たまには シェークしたショート・カクテルにも
挑戦してほしいものであります・・・

2008年01月31日
I think ・・・

「Standard(スタンダード)」とは
公定規準, 標準, 模範; 水準; と
辞書には書かれています・・・
カクテルには
このスタンダード・カクテルと呼ばれる
誰もが知っていると思われる
カクテルがあります・・・が
何を基準にして?
何を標準にして?
決められていると言うのでしょうか?
我々はカクテル・ブックに必ず載っているカクテルが
スタンダード・カクテルだと思っていますが
それは日本基準だったり 地域基準だったり
最終的には個人的な基準になっているのではないだろうか?
「ブルー・チャイナ」などは日本では誰もが知っていても
外国では知られていない場合もあるし
「マダム・ロゼ」だって 四国地方では有名だが
全国的にはただの「カシス・グレープフルーツ」である・・・
また バーテンダーはそれぞれスタンダード・カクテルを
さらに美味しく仕上げようと努力しているが
そうなると 最終的には
それはスタンダードとは違うカクテルになり
オリジナル・スタンダード・カクテルという
意味が通じない名前になってしまうのであります・・・
何を持ってスタンダードとするのか?
それは基本に忠実に造る事なのか?
・・・考えてもしかたが無いかもしれないが
でも お客様はそれが何だろうと 美味しければイイんですよね?

2008年01月30日
I think ・・・

最近 巷では
「スモーキー・マティーニ」という
カクテルが造られ始めました
これは最初に誰が
発案したかは知りませんが
ベルモットの代わりに
アイラ島のウイスキーのような
スモーキー・フレーバーが残る
ウイスキーを使って造るようです
ただ コレといったレシピが存在している訳ではないので
それぞれが思い思いに造っているのが現状です・・・
さて その中に タリスカーをリンスして・・・というレシピがあり
私は思わず「あ~もったいない・・・」と言ってしまったのです
マティーニには ベルモットをリンスするレシピは
随分と前から存在していて
ギブソンや辛口のマティーニを造る場合には
そのようにしている人も多いようです・・・
リンスはミキシング・グラスなどの中にお酒を入れ
お酒を氷に絡めた後で そのお酒を捨てるのですが
私は昔から この“お酒を捨てる”という行為が
どうしても好きになれなくて
それならスプレーするなり
お酒を少しだけ入れるようにするなり
極力捨てるという行為を少なくしたいと考えています
宮古島に住むようになって セコくなったのかもしれませんが
物を大事にする気持ちがとても強くなりました・・・

2008年01月08日
I think ・・・

名バーテンダー上田和男氏が
カクテルを造る時に
そのハード・シェークによって
アイス・フレークという
氷の粒がカクテルグラスの上に
一緒に注がれます・・・
この見事なシェーキングが有名になり
ここ20年は
そんなスタイルが支持されています
さて
先日ご来店されたお客様が
「私の行き付けのマスターが言ってたんだけど
この星屑(アイス・フレーク)が出せるバーテンダーは
日本に2・3人しかいないって言ってたけど
アンタも出せるんだねェ・・・」と言われたので
私はその行き付けのBARのマスターの
顔を潰すのも大人気ないので
そうですかぁ~?とすっとぼけていました・・・
確かに昔はそのようなシェークをする人は少なく
私の時代は 氷を壊さないように
シェークしたものでしたが
今ではリズミカルに早くシェークします
しかし アイス・フレークを出す事が重要ではなく
良く混ぜる事が大切なので
出せばイイ!・・・っちゅ~もんではありません

2008年01月07日
I think ・・・

ご観光のお客さまからよく
「宮古島の海をイメージした
カクテルを下さい」と
注文されます・・・
私はとりあえず
海の色のブルーを出してカクテルを造るので
青い色をしたリキュールを使うようにします
青い色のリキュールの代表的なお酒は
「ブルー・キュラソー」になりますが
その他に「ブルー・ミント」「ラズール」などもあります
さらに 南国をイメージさせるには
「ヒプノティック」「チャールストン・ブルー」「アリーゼ・ブルー」
などを使って パイナップルやグレープフルーツと合わせれば
簡単に造ることができるのです・・・
しかし 正直言ってこれは
“青い色をしたトロピカルな味わいのカクテル”なのです
そして 誰が飲んでも美味しいカクテルと思うでしょう・・・
でも 私が思う宮古島の海は
もっと澄み切って透明度も高いので
上記のような青く濁っているカクテルとは違うのです!
青く澄んだ色を出すなら
スピリッツにブルーキュラソーを入れるだけの
シンプルなスタイルの方が宮古島の海になるのですが
これだとあまり美味しいカクテルにはなりません・・・
見た目の美しさよりも はやり味ですもんね~?

2008年01月06日
I think ・・・

「SAMBUCA(サンブーカ)は
アラビア語の「花の香り」が語源で
エルダーベリー(にわとこの実)に
リコリスやスターアニスなどを
スピリッツに浸漬した後蒸溜し
砂糖や水を加えて作った
かなり甘口のリキュールです
また フィレンツェ近くのサンブーカ村が
「サンブーカ」という酒名になった
とも言われています・・・
このサンブーカの代表的な飲み方で
「サンブーカ・コン・モスカ」というのがあって
培煎したコーヒー豆3粒を グラスに注いだサンブーカに浮かべ
そこにライターで火を付けます!
そして しばらく 青白い炎を楽しんだ後に
コースターなどでふたをして火を消します
それから冷めるのを待って飲むのです・・・
このように お酒に火をつけてから飲む飲み方は
他のリキュールやスピリッツにもあり
過去に
オーストラリアのグレッチャ・アイスというリキュールでやった時
お客様が慌てて火が付いたグラスをこぼし
カウンターに火が広がった事がありました・・・
また スピリタスに火をつけて
店舗がボヤ騒ぎを起こす事件が後を絶ちませんが
お酒に火をつける場合は かなりの注意が必要で
私はあまり良い行為だとは思えません・・・
当店で「サンブーカ・コン・モスカ」を飲みたい時は
コーヒー豆を別に煎ったものを乗せ
アルコールが強いようでしたら水で薄めます・・・(あしからず)

2008年01月03日
I think ・・・
先週の気温が26℃もあった宮古島でも
今週のように寒くなると
THINKでは
「Hot cocktail(ホットカ・クテル)」が
メニューに加わります
しかし 宮古島では
お酒を暖かくして飲む習慣はなく
泡盛もお湯割りにする事も
あまりないようです・・・
でも 寒い時は冷たい飲み物ではなく
最初は身体が温まる飲み物の方が良いと思うのです
暖かいカクテルの歴史は 今の冷たいカクテルよりも
歴史が古く 中世にはワインを暖めて飲まれていました
フランスでは「Vin Chaud(ヴァン・ショー)」
ドイツでは「Glühwein(グリュー・ヴァイン)」
北欧では「Glogg(グロッグ)」と呼ばれています
レシピを見ると 赤ワインにオレンジピールや
シナモン・クローブなどの香辛料
砂糖やシロップを加えて火にかけ温める
・・・などと書かれているが
元々は家庭で造られていた簡単なカクテルで
香辛料などはその辺で手に入る簡単なものだったので
これといったレシピは存在しません・・・
だから 自由に自分の好みで造ればいいだけであるから
あ~だ・こ~だ と講釈を述べるような飲み物では無いのであります

2007年12月12日
I think ・・・

昨夜 関西のお客様から
「水割りのグラスは
決まりがないのですか?」
・・・と聞かれました
私は修行時代が
タンブラーを使っていたので
今でも無意識に
タンブラーを使っています・・・
確かに グラスによってワインやカクテルなど
決められている物がありますが
でも 水割り用のグラスは
どうやら地方により使用するグラスが違う事が分かりました
水割りの基本は 1(酒):2.5(水)が基本で
1ショット(1杯)は30mlですから
全部で105mlの液体が入るわけです
一般的なロック・グラスの大きさが6~8オンス(180ml~240ml)
タンブラーでは10オンス(300ml)になりますので
氷をグラスに入れ 水割りにすると
タンブラーだと7~8分目になり
ロック・グラスだと9分目くらいになります
見た目でいうと やはりタンブラーの方が安定感がありますが
ロック・グラスだと沢山入っているかのように見えます・・・?
これは好みの問題かもしれないので
一概には言えないのかもしれませんが
ロック・グラスの方が大きな氷が入るので溶けにくいかもしれません
でも もしもロック・グラスで出すなら
私なら少し大きめのロック・グラスにして出します・・・

2007年12月05日
I think ・・・

ショート・カクテルは
アルコール度数が
比較的強いカクテルです
果汁を多く使えば
度数も低くなりますが
ベースがスピリッツだと
20度以上になります
さらに お酒同士の組み合わせだと
アルコール度数は下がらないので
30度や40度以上のカクテルもあります
例えば 当店のマティーニだと
冷凍庫に保存してある47度のジンに
18度のベルモットを5mlほど加えただけですから
だいたい45度のお酒が60mlくらい
カクテル・グラスに入っている計算になります
ウイスキー(43度)のワン・ショット(一杯)は30mlで
それをストレートで飲む時は少しづつ飲むのに
カクテルはその2倍の量を短時間で飲まなければいけません
今までにマティーニを3杯続けて飲むお客様がいましたが
そうなると 45度のお酒をストレートで6杯飲んだ事と同じなので
やはり限界はこのあたりでしょう・・・
私は4杯目のマティーニは お薦めしません・・・

2007年11月15日
I think ・・・

「John Collins(ジョン・コリンズ)」は
ジェネヴァー・ジン 40ml
レモンジュース 20ml
砂糖 2tsp
ソーダ 適量
・・・が 元々のレシピでしたが
最近はウイスキー・ベースの
ジョン・コリンズが増えてきました
このカクテルは19世紀末ロンドンのリマーズ・クラブで
ヘッド・ウェイターだったジョン・コリンズが
顧客のために考案したものです
その後「Tom Collins(トム・コリンズ)」も
この人によって考案されたが
これは ジェネヴァー・ジンをオールド・トム・ジンに
変えただけのものであります・・・
つまり この流れから分かるように
ジョン・コリンズもトム・コリンズもジンで造るカクテルなのであります
ウイスキー・ベースに変えたジョンコ・リンズは
昔はウイスキー・コリンズとして呼ばれていたカクテルなので
何で今更 何が先に考案されて間違った名前に変わったのか
ワケが分からなくなってしまうのであります・・・
カクテルがメインのお店は その辺のところを
シッカリとご説明してから カクテルを造るようにしたいものです

2007年11月09日
I think ・・・

「Amour cocktail
(アモール カクテル)」は
ドライシェリー 40ml
ドライベルモット 20ml
オレンジビターズ 1dash
・・・が一般的なレシピですが
私の修行時代は
上記レシピが「バンブー」で
これにレモン・ピールをすると「アモール」になりました
外国では
マルサラ・ワインと
マラスキーノで造るレシピもあります
他にも オレンジ・ビタースをアンゴスチュラ・ビタースにしたり
ドライ・ベルモットの変わりに
スィート・ベルモットを使う場合もあります・・・
最近では ドライ・シェリーを変えてスィート・シェリーを使うレシピもあり
さらにオレンジ・ピールをするのです
こうなってくると 全ての材料がスィートなお酒に変えることで
元々のレシピは何処に行ったか分からないほどになり
甘口にさえすればイイようになってしまいます・・・
アモールの意味が“愛”だから
甘くなってくるのでしょうか?

2007年11月08日
I think ・・・

「Miami(マイアミ)」は
ラム(ライト) 40ml
ペパーミント(ホワイト) 20ml
レモンジュース 1/2tps
・・・が NBAのレシピです
多分 一般的にもこのレシピの方が
通用すると思いますが
これには
ペパーミント(ホワイト)の変わりに
ホワイトキュラソーを使うレシピもあります
しかし 実は「Miami Beach(マイアミ ビーチ)」という
カクテルは上記レシピで造る場合もあり
カクテルブックによっては
ウイスキーで造るマイアミ・ビーチもあるのです・・・
今週は 各国のカクテルの違いに注目しているのですが
私が持っているアメリカのカクテルブックには
マイアミ・ビーチにはグレープフルーツが使われていました
また イギリスのサボイ・カクテルブックにはレシピさえなく
UKBG(ユナイテット・゙キングダム・バーテンダー・ガイト)にも載っていませんでした
マイアミ・カクテル・・・って 有名なんでしょうか?

2007年11月07日
I think ・・・

「Sex on the beach
(セックス・オン・ザ・ビーチ)」は
ウォッカ - 15ml
メロン・リキュール - 20ml
フランボワーズ - 10ml
パイナップルジュース - 80ml
・・・が一般的なレシピです
これは今から約20年前に
映画「カクテル」に
登場したカクテルで
その当時
日本のカクテルブックには紹介されていなかったので
どうやって造るのか分かりませんでした
最初に紹介されたのは
映画カクテルの技術指導をしたバーテンダーが載っていた本で
その中のレシピでは フランボワーズではなく カシスだったのです
最近では外国のカクテルブックも入手できるので
外国の造り方を見ると クランベリーを使ったり
ピーチ・シュナップスを入れたりして
上記のレシピは日本独自のレシピだという事が分かりました
こうなってくると 今私たちが何の疑いもなく造っている
「セックス・オン・ザ・ビーチ」は
日本で最初に参考にされたレシピを元に
日本スタイルで流行していったカクテルになるのであります・・・
日本のレシピも美味しいのですが
アメリカが発祥なら アメリカ式に造るのが
本来のカクテルの味だと思います






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