2007年06月08日

I think ・・・


モルト・ウイスキーは
シェリー樽で熟成され・・・と

最近はそんな会話も
聞かれるようになってきましたが

モルトは好きだが
シェリーの事を
あまり良く知らない人もいます

シェリーの名前の由来は
産地の「ヘレス」=[jeres]が

英語訛りになって「シェリー」になったものです

シェリーはスペインの南 アンダルシア地方の南西に位置する
「ヘレス」という町と 「その周辺のみ」で造られていて
そこで造られている物以外はシェリーと呼べません・・・

シェリーは天日に干したぶどうを圧搾・発酵され
ブランデーなどを添加してアルコール度数を高めた
日本語では「酒精強化ワイン」に分類された
「白ワインの一種」です・・・
 
アルコールを添加した理由は 
大航海時代にワインでは長い船旅で変質してしまうためです

シェリーは大まかに分けて4種類あります

「フィノ」  
辛口で食前酒に最適で
発酵時に酵母に覆われ あまり空気に触れないので
透明に仕上がり独特の風味が付きます

「マンサニージャ」 
「サンルーカル・デ・バラメダ」という町でしか造れない
フィノタイプ・シェリー
気候の違いにより酵母が通年安定して付いているので
フィノとは一味違う軽やかさとキリッとした風味があります        

「アモンティリャード」  
フィノに付いていた酵母が無くなった 
もしくは意図的に無くした物にさらにアルコールが添加され
空気に触れることによって 酸化熟成したものです。
        
「オロロソ」  
発酵の過程で酵母が発生しなかった
または意図的に付けなかった物で 
通年空気に触れることによって酸化熟成されます

また甘口のシェリーは
「ペドロヒメネス」種と「モスカテル」種という白ブドウから造られ
ブドウの名前がそのままシェリーの名前になっています

ブドウを天日干ししてから発酵させるので糖度が高く
酒精強化しなくてもアルコール度数が高まり
酵母なしで酸化熟成していきます
熟成されたものは黒蜜のような香りと味を持ち 
デザートワインにも最適です

その他に「クリーム」「ミディアム」などの種類のシェリーは
組み合わせによって造られる ブレンドされたシェリーもあります


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